割れた器の金継ぎを頼みたい|料金の目安と依頼できるところ

大事にしていた器が割れてしまったとき、「教室に通う時間はないけれど、直してほしい」という方は少なくありません。このページでは金継ぎを頼む場合の料金と、依頼できるところをまとめました。

自分の手で直したい方は金継ぎを自分でやるには?、教室を探している方は金継ぎ教室の選び方をご覧ください。

目次

料金の目安

修理の料金は、器の壊れ方本漆か簡易かで決まります。当サイトの掲載先で料金を公開しているところの金額は次のとおりです。

直し方欠け・ヒビ割れ
簡易金継ぎ4,500円〜6,000円〜
本漆金継ぎ10,000〜30,000円ほど14,000〜30,000円ほど

※ 金継ぎ暮らしの公開料金(2026年7月時点)。器の状態によって変わります。

金額の幅が広いのは、割れた数が増えるほど手間がかかるためです。粉々になった器や、金の分量が多くなる大きな器は上のほうの金額になります。ほとんどの工房は写真を見てから見積もりを出す形なので、まず問い合わせて金額を確認するのが確実です。

本漆と簡易、どちらで頼むか

簡易のほうが安く、早く仕上がります。ただし使う材料によっては、直したあと食器として使えないことがあります。毎日の食卓で使いたい器なら、ここは必ず確認してください。

食品衛生法に適合した材料を使っていれば、簡易でも食器として使えます。判断のしかたは金継ぎで直した器は食器として使える?にまとめました。技法そのものの違いは本漆金継ぎと簡易金継ぎの違いをご覧ください。

郵送で頼めるところ

近くに工房がなくても、郵送に対応しているところなら全国から頼めます。

金継ぎ暮らし(東京・埼玉)

郵送と店舗への持ち込みの両方に対応しています。当サイトの掲載先のなかで料金をはっきり公開しているのはここだけで、依頼する前におおよその金額が分かります。本漆と簡易のどちらで直すかを選べて、どちらを選んでも直したあと食器として使えると案内されています。

依頼はリペアサービス「ナガク」のほか、LINEやメールフォームからもできます。教室は自由が丘・六本木・府中・大宮にあり、直してもらったあとで自分でも習ってみたくなった場合、同じところで教室に通えます

つぐつぐ(東京)

郵送で全国から依頼できます。割れた器を梱包して送ると、実物を見て見積もりが出ます。写真を送って仮見積もりを頼むこともできます。恵比寿店・浅草店への持ち込みは予約制です。

こかげ工房(神奈川・横浜)

持ち込みと郵送のどちらでも受け付けています。本漆による金継ぎで、見積もりは無料です。ただし陶磁器のみが対象です。相談は予約制で、メールか公式LINEから申し込みます。

持ち込みで相談できるところ

  • 金継ぎ屋(埼玉・群馬)… 無料相談フォームから問い合わせる形です
  • うつわ継ぎ山鳥(神奈川・横浜)… 本漆による修繕を受け付けています
  • 器の修繕、金継ぎ 図師千穂(鹿児島)… 相談フォームのほか、定期的にひらかれる相談会でも直接相談できます

修理を受け付けている教室は、当サイトでは「器の修理も受付」の特徴タグを付けています。器の修理も受付の教室一覧からまとめて見られます。

頼むときに伝えること

  1. 器の写真… 割れた破片も並べて撮ると、見積もりが早く出ます
  2. 器の素材… 陶磁器・ガラス・漆器で対応が変わります。陶磁器しか受けないところもあります
  3. 破片が全部そろっているか… 足りない場合は埋めて成形するので、金額が変わります
  4. 食器として使いたいか… 使いたいなら必ず先に伝えてください。使う材料が変わります
  5. 仕上げの色… 金・銀・錫・色漆などから選べることがあります。金がいちばん高くなります

なお、思い出のある器ほど「直せるかどうか」を先に相談してください。ヒビの入り方や欠けの位置によっては、直しても強度が戻りにくい場合があります。

どれくらいで返ってくるか

本漆の金継ぎは、漆を乾かす時間が必要なため数か月かかります。急いでいる場合は簡易を選ぶか、その旨を先に相談してください。工程ごとの待ち時間は金継ぎはどれくらいかかる?で説明しています。

「1点だけ直したい」のか「これから何度も直したい」のかで、頼むか習うかの答えは変わります。直したい器が何点もあるなら、教室に通ったほうが安くつくこともあります。費用の比べ方は金継ぎ教室の費用はいくら?をご覧ください。

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